1. CDのコピーは違法行為にはならないのか?

レンタルショップなどで音楽CDを借りてきたり、知人・友人からおすすめの音楽CDを借りたりすることもあるでしょう。パソコンにCDを取り込み、新しいCDに書き込むことでより音楽を身近に楽しめるようになります。お使いのパソコンがWindows10でも問題なくコピーすることは可能です。

cd コピ

CDをコピーする前に、CDをコピーすること自体に抵抗がある方もいるでしょう。音楽には著作権法が適用され、CDをどのように利用するかによって認められるかは異なります。違法行為になるのかを判断するには、私的使用かどうかが重要です。私的使用であれば、違法行為には当たらないので安心してください。

例えば車で音楽を楽しむためにコピーして使用することや、家族に自身が購入したCDをコピーして渡すことなどは私的使用に該当するので、問題なくコピー可能です。

音楽CDを自分で編集してフリマなどのBGMとして使用する場合やコンテストなどに応募する際のBGMとして使用する場合には、私的使用とは言えずCDの権利者に対して許可を取らなければなりません。許可を取らずに使用していると違法行為とみなされてしまうので、注意が必要です。

また、家族以外(知人やクラスの友人など)にCDをコピーして配る行為も私的使用の範囲外となってしまうので気を付けてください。

2. CDをパソコンに取り込む方法

音楽CDをWindows10のパソコンに取り込む方法を解説していきましょう。

Windows OSのパソコンであれば、デフォルトで入っているWindows Media Playerが活用できます。Windows Media Playerで音楽CDを取り込むと、CDの名前からアーティスト名、取り込んだトラックのタイトルなどを自動的に保存してくれる便利な機能を持っています。

デフォルトで利用できるツールとしては非常に便利なものとなっているので、音楽CDのコピーを検討しているのであればおすすめのツールと言えます。

2.1 Windows Media Playerで音楽CDを取り込む操作手順

まずは、Windows Media Playerを起動してください。

cd コピ

ここではWindows10のパソコンを使用することとします。

Windows Media Playerを起動するには、デスクトップ上にあるスタートボタンをクリックして、アプリの一覧にある「Windowsアクセサリ」を選択し、「Windows Media Player」を見つけてクリックしてください。Windows Media Playerが起動したら、取り込みたいCDをパソコンのドライブに入れます。

ドライブにCDを挿入してから、「CDのRip」ボタンを選択するとそのまま音楽フォルダに楽曲が自動で保存されます。保存場所を指定したい場合には、事前に「Ripの設定」タブからオプションを利用して変更してください。

CDを取り込む際には、取り込みたい楽曲を圧縮してWindows Media オ��ディオ(WMA)、WAV、MP3ファイル形式としてドライブ上に保存されることになります。ファイル形式を変更したり、ビットレートを変更したりするには、Playerライブラリから「取り込みの設定」を選択して、「形式」もしくは「音質」から変更できます。

CDに入っている楽曲全てを取り込みたくない場合には、取り込み不要の楽曲の横にあるチェックを外しておきましょう。

2.2 CDを取り込んだ後にメディア情報を追加・編集する方法

CDをパソコンに取り込んだ後に、メディア情報を追加・編集することも可能となっています。

まずは、Playerライブラリから編集したいアルバム・楽曲を探してください。

アルバム・楽曲を見つけたら、右クリックして「アルバム情報の検索」を押しましょう。自動で更新も可能ですが、正しく表示されない場合には手動でメディア情報を追加することも可能です。

3. 取り込んだCDファイルを新しいCDに書き込む方法

取り込んだCDファイルを新しい空のCDにコピーする(書き込む)ことを「焼き付け」とも言います。新しい空のCDに書き込む際にも、Windows Media Playerが活用できます。ここからは、Windows Media Playerを利用して新しいCDへの書き込み方法を解説していきましょう。

3.1 書き込めるディスクの種類をチェック

Windows Media Playerを利用する際には、オーディオCD、データCD、データDVDという3種類のディスクを書き込めるようになっています。どの種類のディスクを用いるかによって、コピーする内容とデータ量、再生できるかが異なります。

オーディオCDであれば、音楽のみで車内やステレオ、パソコンなどで再生できる音楽CDが作成できます。

容量は最長で80分となっています。データCDは、パソコンだけでなく一部のCDプレーヤーやDVDプレーヤーでも再生可能です。再生するデバイスおよびプレーヤーは、CDに書き込んだ際のファイル形式(WMAやMP3、JPEGなど)に対応していなければなりません。

大量の音楽データやメディアのバックアップなどを目的とするのであれば、データCDをおすすめします。音楽だけでなく写真やビデオにも使用可能で、容量は700MBほど、音楽だけであれば8時間ほどの量が書き込めます。

データDVDもデータCD同様、パソコンだけでなく一部のDVDプレーヤーで再生可能です。書き込まれているデータファイルの形式(WMAやMP3、JPEGなど)に再生するデバイスが対応していなければ再生できません。

CDに収まらないほどのファイル容量が必要な時には、データDVDの方が容量も大きくなるのでおすすめです。CD同様に音楽、写真、ビデオに使用でき、容量は4.7GBほど、音楽だけであれば54時間ほどを書き込めます。

3.2 Windows Media Playerで音楽CDを書き込む操作手順

続いてWindows Media Playerで音楽CDを書き込む操作手順を解説していきましょう。

まずは、新しい空のCDと書き込みのできるドライブを用意してください。用意できたら、Windows Media Playerを起動してください。Windows10での起動方法はCDを取り込む操作手順で紹介した通りです。

起動できたら、Playerライブラリから「書き込み」タブを選択して、「書き込みオプション」ボタンを押してから「オーディオCDまたはデータCDまたはDVD」を選びましょう。選んでから用意しておいたからのCDを書き込み用ドライブに挿入してください。

パソコン上にいくつかのドライブがある場合には、使用するドライブを選択する必要があります。Playerライブラリからディスクに書き込む項目を探して、Playerライブラリの右側にあるリストウィンドウからドラッグして書き込みリストを作成してください。書き込みリストの作成が完了したら、「書き込み開始」をクリックすると書き込みが始まります。

書き込みリストから項目を削除したい場合には、その項目自体を右クリックして「リストから削除」を選択するだけで完了します。リストから削除されるもののパソコン上には残っているので、安心してください。書き込みリストの楽曲順序変更したい場合には、リスト内で項目を上下にドラッグすることで変更できます。

もし、書き込みたいデータが多すぎてCDに収まらなかった場合には、残りの項目を2枚目のCDに書き込むことも可能です。

4. 他にもCDをコピーできる方法はある

Windows Media Player以外にもCDをコピーする方法はいくつかあります。フリーソフトでコピーする方法から業者に依頼してコピーしてもらう方法、さらに有料ソフトを使用してコピーする方法などが挙げられます。

ここからは、業者に依頼する方法と有料ソフトを使用してコピーする方法について解説します。

4.1 業者に依頼してCDをコピーする

自分自身でパソコンを持っていない場合やパソコンは持っているがコピーする手間・時間がない、技術がないという場合には、業者に依頼してコピーしてもらうことも可能です。

ただし、業者によっては著作物に関するコピーは承れない(著作権法に基づき)ようになっているので、音楽CDなどのコピーはできないので注意が必要です。

4.2  DVDFab DVD コピーでCDをコピーする

cd コピ

有料ソフトを使用してコピーする際には、「DVDFab DVD コピー」がおすすめです。

市販されている音楽CDやDVDなどを圧縮、もしくは無劣化でコピーすることが可能となっています。空のCDなどに直接書き込めるだけでなく、ISOファイル・フォルダとしてパソコン内にあるローカルHDDへも保存が可能です。

CDやDVDにかけられているコピーガード全てに対応しているので、より簡単にコピーできるようになります。Windows Media Playerでももちろんコピーは可能ですが、コピーガードがかかっているとなるとコピーはできません。

有料ソフトではありますが、無料ダウンロードもできるようになっています。有料版に比べるとできることは少ないですが、自分の使い方に合っているのかをチェックする分には十分です。まずは、無料ダウンロードして使ってみてから有料版を購入するか検討してみてください。

ちなみに現在では、有料版を無期限で購入するには、50%OFFの割引が楽しめます!DC50を使って期間限定50%OFFを楽しもう!

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5. まとめ

今回は、パソコンを使ってCDを取り込む方法と新しいCDに書き込む方法を解説してきました。Windows Media PlayerはWindowsパソコンを持っていれば誰でも利用できる便利なツールとなっています。しかし、すべてのCD・DVDをコピーすることは難しいこともあります。

そういった時には、最後にご紹介したDVDFab DVD コピーを活用してみてはいかがでしょうか?無料版で実際に試してから有料版を購入することもできるので、自分の使い方に合うかどうかを事前にチェックできます。フリーソフトもありますが、安心・安全に無劣化でコピーするのであればDVDFab DVD コピーをおすすめします。