CPRM Decrypterで地デジのCPRMを解除する方法
要約: CPRM Decrypterは完全無料なCPRM解除ソフトです。ここでCPRM DVDを簡単に紹介し、CPRM Decrypterのダウンロードおよび使い方、CPRM Decrypterが使えない時の対策、及びAVCRECに関する豆知識などを詳しく説明します。
目次
CPRM Decrypterとは
CPRM DVDを知っていますか。 CPRM DVDをどうやって解除しますか。これからでは、CPRM DVDの詳細を話します。
CPRMとは、デジタル放送の「1回のみ録画可」映像をDVDに録画した後再び他のメディアに複製できなくような著作権保護技術です。CPRM Decrypterは地デジのCPRMを解除するための無料ソフトです。全称のContent Protection for Recordable Mediaを日本語ではシーピーアールエム・デクリプターと書かれます。パソコンへの負荷が小さくて使いやすいため、初心者に特におすすめです。
CPRM Decrypterをダウンロードする方法
CPRM Decrypterをダウンロードするポイント
- https://ux.getuploader.com/2513/にアクセスします。
- CPRM Decrypter.exeをクリックします。
- 利用規約に同意して「ダウンロード」ボタンを押します。
CPRM Decrypterをダウンロードする詳細
https://ux.getuploader.com/2513/にアクセスして、CPRM Decrypter_set.exeをクリックします。CPRM Decrypter.exeやCPRM Decrypter_set.zipが複数あるが、鍵がかからないファイルをクリックしてください。ロックされるファイルはパスワード認証が必要です。
利用規約をクリックして内容を確認してください。確認したうえで「ダウンロード」ボタンを押してください。「ダウンロード」ボタンを押した時点で利用規約に同意するとみなされます。
そして、CPRM Decrypter_set.exeファイルがパソコンにダウンロードされ、終了したら、「Thank you for downloading」画面が表示されます。
そして、CPRM Decrypter.exeファイルが手に入れます。ダブルクリックして立ち上げます。
ヒント:第一ページにあるCPRM Decrypter_set.zipをテストしましたが、ダウンロードしたファイルを解凍する時エラーが発生しました。第2ページにあるCPRMDecrypter.exeなら問題なく開きました。
CPRM Decrypterの使い方
1. CPRM Decrypterを立ち上げ、地デジを録画したDVDをお使いのパソコンの光学ドライブに入れます。
2. CPRM Decrypterのメイン画面で、「ドライブを設定」のところででドライブを選択し、「出力先フォルダを設定」のところでCPRMが解除された動画を保存する場所を設定します。
3. 「c2dec 設定」では、必要に応じて、「c2decの利用を可能にする」や「音声制御情報 [C値] を除去しない」などにチェックを入れます。
4. 出力場所の設定が完了したら、下部の右向き矢印アイコンをクリックしてCPRM解除を開始します。
CPRM解除が始まると、コマンドコマンドプロンプト画面が表示され、解除進歩状況を確認できます。
CPRM Decrypterで解除されたファイルについて、CPRM Decrypterを使ってCPRMが解除されたファイルは拡張子が.VROになります。拡張子をmpgに変更すれば再生できるようになります。
CPRM Decrypterをダウンロードできない・使えない時の対策
CPRM Decrypterが無料で使いやすいですが、ダウンロードプロセスがうまく行かない場合が多いし、ドライブが読み込めなかったり、zipファイルを解凍できなかったりなど、途中エラーが発生する場合が多いです。ここで、CPRM Decrypterが使えない時の裏技を紹介します。
CPRM Decrypterの代わりにDVDFab Passkeyがおすすめです。
DVDFab Passkeyには、Passkey for DVDと、Passkey for ブルーレイと、Passkey for ブルーレイレコーダーと、Passkey for 4K レコーダーとからなります。使い方はほぼ同じなので、ここでPasskey for DVDを例にして説明します。
DVDFab Passkey for DVDはCPRMを始め、RC / RCA / APS / APS / UOPs / ARccOS / RipGuardなどよく知られているコピーガードを除去して、ISOファイル / フォルダ(DVD_RTAV)に変換することができます。
DVDFab Passkeyは今Windows OSしかサポートしません。下記のボタンをクリックしてDVDFab Passkeyを無料ダウンロードします。
次のガイドに従ってPasskeyをパソコンにインストールします。
2.「クイックインストール」をクリックしてインストールし始め、数秒で終わったら「すぐ体験」をクリックします。
Passkey for DVDの使い方
1.Passkeyを起動して、アカウントがある場合は、「認証」をクリックしてアカウントとパスワードを入力してください。アカウントがなければ直接に右下の「DVDFab Passkeyを起動します」をクリックします。
ヒント:認証を取り消す場合は、パソコンの下部のタスクバーにPasskeyアイコンを右クリックして「認証を解除」をクリックして解除することができます。
2.CPRMが付いた地デジのDVDをドライブに入れて、Passkey for DVDは自動的に地デジを録画したCPRM DVDを読み込みます。
3.DVDFab Passkey for DVDは、直ちに分析が開始します。それに、復号化するとともに、詳細な進捗情報が提供されます。もしソースファイルがなければ、「ソースをロードしてください」と提示して、それから復号を開始します。
4.PasskeyでDVDを成功に読み込んだ後、タスクバーの右下におけるDVDFab Passkeyのアイコンを左クリックすると、設定画面の右側にドライブの情報、ディスクにかかったコピーガードと削除されたコピーガードの詳細情報が表示されます。小さな四角形「□」が緑色になると、コピーガードが成功に解除されたことを意味しています。「□」が灰色であれば、ディスクに付いたコピーガードが成功に解除されない可能性があります。
5.「設定」画面を閉じて、タスクバーの右下におけるDVDFab Passkeyのアイコンを右クリックして、表示されるメニューから「ハードディスクにリンピング(H)」または「イメージファイルにリッピング(I)」を選択します。ここで前者を選択します。
6.「ソース」と「ターゲット」はそれぞれのDVDソースのタイトルと出力先を表示します。「...」をクリックして、出力ファイルの保存先を変更できます。設定が終わったら、下部の「リッピング」ボタンをクリックしてDVDFab PasskeyはDVDからフォルダへのリッピングが始まります。処理中、進行状況、経過時間と残り時間などの情報が提供されます。
ここでパスキーについて簡単に説明しましたが、詳しくはDVDFab Passkeyのインストール、詳細設定と使い方などを全面的に解説!の記事を参照してください。
豆知識
AVCRECについて
AVCRECとは、Blu-rayディスクの技術を応用してHD動画を従来のDVDのディスクに録画可能にするフォーマットのひとつ、従来のDVD規格と互換性はありません。
パソコンでAVCRECで 録画したDVDディスクを再生するためには、H.264やMPEG-4 AVC などAVCREC方式に対応したDVD再生ソフトウェアが必要です。また録画したデジタル放送のAVCRECディスクは、グラフィックカード・ディスプレイ・ディスプレイケーブルのいずれもCPRM対応が必要です。
WindowsMediaPlayerではAVCRECで録画したDVDを再生できません。AVCRECで録画したDVDを再生するには、「DVDFab プレーヤー 6」がおすすめです。
AVCHDとAVCREC
AVCRECはレコーダーでハイビジョン動画を録画するが、AVCHDはビデオカメラでハイビジョン動画を録画します。AVCRECはCPRM対応で地上波デジタルを録画できるが、AVCHDは地上波デジタルを録画できません。
AVCREC方式のDVDは、DVD-RAM(CPRM対応)、DVD-R(CPRM対応)、DVD-R DL(CPRM対応)が挙げられます。一方、AVCHDフォーマットを適用できるのは、DVD-R / DVD-RWだけではなく、SD カード、メモリースティック、外部ハードディスクなどの記憶装置もあります。
まとめ
CPRM Decrypterは完全無料で軽量なCPRM解除ソフトとしてよく知られていますが、その危険性及びダウンロードの難しさ、エラー発生の頻度などいろいろの原因で広く利用されていません。便利さと機能性を考慮すると、CPRM 付きのDVDをDVDFab Passkey for DVDでコピーすることをお勧めします。なお、コピー後のDVD再生ソフトをさがしているなら、DVDFab プレーヤー 6を利用してください。