1. iPhoneをWIFIなしでアップデートする前の注意点

アップデート作業がスムーズに進み、更新した後も使用体験にも影響を及ばないように、お使いの機種やアプリに最新システムが対応しているか、スマホに十分な空き容量があるかを事前に確認しておきましょう。

1.1 お使いの機種やアプリに対応するかを確認する

新しいシステムであればあるほどiPhoneのスペックに対する要求が高いです。発売時期の古い機種はスペックの都合で、システムを更新することができないし、たとえ更新ができたとしても、端末の動作が重くなり、使い勝手が悪くなる場合があります。

また、一部のアプリは最新iOSシステムに対応していない可能性があるため、更新後に起動できないか、すぐに落ちてしまうなど動作が不安定になるかもしれません。

アップデートする前に、お使いの機種やアプリが最新iOSに対応しているかどうかしっかり確認しておきましょう。

1.2 十分な空き容量を確保する

iOSをアップデートする前に、iPhoneにそれだけのストレージを確保しておかないと、更新作業が中途に失敗するか、ひいてはデータのダウンロードすら開始はできません。アップデートデータのサイズを確認するには、「設定」アプリから「一般」>「ソフトウェア・アップデート」の順でタップしてできます。

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iOS15.4を例にすると、ダウンロードサイズが3.34GBですが、アップデートを成功させるためには、表示されたこの数字以上の空き領域が必要となるので、ストレージ容量の空きに7〜8GBの余裕を作っておくといいでしょう。

iPhoneの空き容量を確認するには、同じように「設定」アプリから「一般」をタップし、表示された画面で「iPhoneストレージ」をタップしてできます。

2. WIFIなしでiPhoneをアップデートする方法

iPhoneのデフォルトではWIFI環境でしかシステムをアップデートできないということですが、WIFI環境がない方は以下紹介する三つの方法を活用して、iPhoneを最新システムに更新することができます。

2.1 デザリングでiPhoneをアップデートする

デザリングを使うと、ほかの端末をモバイルルーターとして使い、iPhoneをインタネットに接続することが可能となります。デザリングの方法を利用すると、アップデート作業を行うiPhoneに通信費の消費がなく、しかも時間、場所にこだわらずアップデートできますですが、モバイルルーターとして使われる端末の方にデータ使用量が大きいことにご了承ください。

iPhoneをデザリングでアップデートするには、まずモバイルルーターとしての端末を設定する必要があります。例えばiOS端末の場合は、まず「設定」アプリを開き、「インタネット共有」をタップして選び、そして「他の人の接続を許可」を有効にすればOKです。

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以上の設定が完成した後、iPhoneの更新作業に入りましょう。アップデートしたいiPhoneから「設定」アプリをタップし、そして「WI‐FI」を選択して有効にすると、接続したい端末のアクセスポイント名をタップし、パスワードを入力します。

次は「WI‐FI」と同じ画面に戻り、「一般」>「ソフトウェア・アップデート」>「ダウンロードしてインストール」の順でタップします。最後はパスコードを入力し、アップデートの利用規約を読んでから「同意する」を選択すると、アップデートデータのダウンロードが始まります。

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2.2 フリーWIFIでiPhoneをアップデートする

フリーWIFIとは、パスコードが暗号化されておらず、誰でも通じてインタネットに接続することができる無料サービスのことです。

セブンイレブン、ロンソンなどのコンビニ、スターバックス、ラッキン珈琲などのカフェ、またソフトバンク、ドコモなどの携帯ショップなどではフリーWIFIが用意されているので、買い物するとともにiPhoneのアップデート作業をするのは一石二鳥のではないかと思います。パスコードが暗号化されていても、店内の目に見えるところに掲示されることもあります。

しかし、フリーWIFIは通信速度が速く、通信費がかからないというメリットがある一方、個人情報を抜き取られるなどセキュリティ面でのリスクがあります。情報漏れが起きることのないように、フリーWIFIにつながった環境では、ネットショッピング、ビジネスメールの送受信などしないほうがよいでしょう。

2.3 iTunesでiPhoneをアップデートする

iPhoneをアップデートするにはWIFIがなくても、iTunesでも更新作業を簡単に実行ですることができますが、もう一台のパソコンとLightningケーブルが必須となりますので、あらかじめ用意しておきましょう。

iTunesでiPhoneをアップデートする手順は、以下のようになっています。

ステップ1:まずiTunesをパソコンにダウンロードしてインストールします。iPhoneをLightningケーブルでパソコンに繋がり、ソフトを起動してから、画面上部にあるスマホのアイコンをクリックしましょう。

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ステップ2:次に表示された画面で「概要>「更新プログラムの確認」の順でクリックします。

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ステップ3:次の画像で「ダウンロードしてアップデート」をクリックすれば、iPhoneの更新作業が始まります。

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3. iPhoneでも視聴:DVDFab DVDリッピングでDVDをMP4へ

インタネットに接続していなくても動画やムービーも視聴できるよう、DVDやBlu-rayを買っている人は結構いると思いますが、DVDディスクなら、レコーダーといった再生機器がないといけないため、iPhoneでも視聴するには、MP4などのより汎用的な動画形式に変換する必要があります。ここで、よく取り上げられている人気なDVDFab DVDリッピングをご紹介していきたいです。

3.1 DVDFab DVDリッピングとは

DVDFab DVDリッピングとは、DVDを一般的な動画形式へ変換して保存する機能で、DVDFab12に搭載されています。

iphone アップデート wi-fiなし DVDFab DVDリッピングを利用すると、購入したDVDやBlu-rayをMP4、MP3、FLV、M4Aなど汎用性の高い動画形式に変換でき、iPhoneでも再生可能となります。

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DVDをMP4へ変更するとiPhoneで再生するようになりますが、動画ファイルのサイズが大きくスマホのストレージにかえて圧迫させる可能性があります。そのため、DVDFab DVDリッピングは動画をより小さいサイズに圧縮してから、iPhoneなどのモバイル機器に出力します。

DVD形式を変換することには、まずディスクに施されているコピーガードを解除しなければなりません。一見面倒そうなことですが、DVDFab DVDリッピングを使うと、解除までただ数秒でできます。

それに、約2時間のDVDディスクをわずか5分で変換でき、またデフォルトでは設定が自動的に最適化されるので、変換の速さと手軽さが同時に備えていて超素敵な変換ソフトといえます。

3.2 DVDFab DVDリッピングでDVDをMP4へ変換する使い方

DVDFab DVDリッピングでDVDをMP4へ変換する具体的な手順を画像付きで説明していきます。

ステップ1:お使いのパソコンにマッチするバージョンをダウンロードしてインストールします。

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ステップ2:インストールが終了した後、「今すぐ起動」をクリックしてDVDFab12を起動します。上部にあるメニューバーから「リッピング」をクリックして選択します。

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ステップ3:MP4に変換したいDVDディスクをドライブに挿入し、DVDFab がDVDデータを自動的に読み込みます。ISOファイルやフォルダなら、真ん中の「+」をクリックすることでも、直接ドラッグ&ドロップでも導入することができます。

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ステップ4:DVDをソフトに追加した後、「カリスマ」>「他のプロファイルを選択」でクリックします。次に開かれる画面で「フォーマット」―「ビデオ」―「一般」はすでに選択された状態なので、その中に表示されているいくつかのフォーマットから「MP4」をクリックして選びます。

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ステップ5:最後は「出力先」でフォルダのアイコンをクリックして、iPhoneを目的の保存場所にしてクリックすると、出力したMP4動画ファイルがiPhoneに直接保存することができます。その時、iPhoneがパソコンに繋がっていなければなります。保存場所を決めてから「開始」ボタンを押すと、変換作業が始まります。

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4. まとめ

以上の内容では、iPhoneをWIFIなしでアップデートすること三つの方法をご紹介しました。デザリングとiTunesを利用する場合は、iPhone以外にもう一つの端末が用意しておくことが必要です。また、コンビニ、携帯ショップなどではフリーWIFIが提供されることが多く、安全性を確認してから、フリーWIFIを利用するのはおすすめします。

また、DVDFab DVDリッピングを利用して、DVDをMP4へ変換する手順も紹介し、DVD形式のコンテンツをiPhoneで視聴したい方はぜひ参考にして活用してください。