1.    WinX DVD Authorとは

WinX DVD Author

WinX DVD Authorは、デジタルソフトウェアが開発したDVD作成のための無料ソフトです。(このソフトウェア開発会社は、有名なDVDリッピングソフト-WinX DVD Ripper Platinumも開発した。)このソフトを利用すれば、Windows上でMP4、AVI、MPEG、RMVB、WMV、MOV、ASFなどのビデオファイルを他の媒体に移すことが簡単にできます。

作成したものは、市販のプレイヤーで再生することもできます。このソフトができることは他にもあります。VOBファイルを空のDVDに書き込む、動画ファイルのDVDビデオ形式・VOB形式への変換、映像のカット編集、メニューの作成等もWinX DVD Authorが可能なことになるといえるでしょう。

2.    WinX DVD Authorのダウンロード方法と日本語版

◉WinX DVD Authorをダウンロード

WinX DVD Author

WinX DVD Authorをダウンロードするためには、まず「SOFTNIC」のサイトに移動する必要があります。OSと書かれた場所の横に「i」マークがありそのボタンを押すと対応しているOSが表示されるので、自分の環境が合致しているかどうか確かめるといいでしょう。実行ファイルを起動すればそのままダウンロードが始まります。

次へというボタンが出るのでそのボタンを押しましょう。ダウンロードする場所を聞かれたら、自分の置きたいと思う場所を選ぶといいでしょう。デスクトップにアイコンが出てきたらダウンロード完了です。

◉日本語版に切り替える

このソフトは昔は日本語版がなく、パッチを当てて修正すると文字化けするという欠陥があったのですが、今は日本語版がリリースされているので、文字化けする心配はありません。日本語版に切り替えるには、最新のWinX DVD Authorをダウンロードする際に利用する言語を選択すればいいだけです。

その場面で日本語を選択すると、日本語が表示できるようになるでしょう。またメイン画面上の「?」アイコンを押せば、日本語だけでなく英語、イタリア語、ポルトガル語、中国語、スペイン語、ドイツ語、フランス語、韓国語など9種の言語に切り替えることもできるようになります。

3.    WinX DVD Authorの使い方

WinX DVD Authorを開くと5つの機能が表示されます。その機能とは以下になります。

WinX DVD Author

  • Video DVD Author:この機能を使うとビデオファイルをDVDに直接書き込めます。
  • Convert Video To Vob:この機能を使えば、動画ファイルをVOB形式に変換することができるでしょう。
  • Vob TO DVD Compiler:ここでは作成したVOBファイルをメニューに追加し、DVDディレクトリに変換できます。
  • DVD Disc Burner:DVDディレクトリまたはVOBファイルをDVDに書き込むことができます。

ソフトを利用する流れとしては、「Video DVD Author」ボタンを押してDVD作成ウィザードを起動するところから始まります。起動画面ではビデオファイルの追加や空き容量の確認が可能です。動画ファイルの追加をした後はボタンを押して次のステップに進みます。

次の場面ではスクリーンサイズとメディアの種類の選択を行います。選択できるスクリーンのサイズは標準サイズと、ワイドサイズとがあります。メディアの方はDVD-5(片面一層式)かDVD-9(片面二層式)とから選べます。

動画編集の画面では、動画ファイルから不要部分をカットしDVDへ書き込む際のカット編集を行えます。動き出す位置の指定はスクリーンバーを使うことで、直感的に細かく支持することが可能です。書き込むファイルとオプションの設定が終了したら、ファイルの保存先を決めましょう。デイスクのフォーマットを選んだら、作成ウィザードは終了です。

4.    WinX DVD Authorの評判:メリットとデメリット

WinX DVD Authorをインストールすべきかどうか迷った場合は、そのメリットとデメリットを比べて判断の手助けにするといいでしょう。インストールした時にユーザーに与えられるメリットとしては次の4つが考えられます。

WinX DVD Author

◉WinX DVD Authorのメリットは以下のように:

  • インターフェースがシンプル:インターフェースがシンプルだと誰にでも操作ができるでしょう。パソコンを扱う人が皆知識があるかといえば、そうではありません。簡単に操作できるというのは、多くの人にとって利益になります。
  • 日本語に対応している:以前は日本語に対応していなかったので、日本人にとって環境が良くなっていると言えるでしょう。
  • 他メディアに書き込める:DVDだけでなく、DVDフォルダーやVOBファイルで出力できるので、焼く前に完成形のプレビューが可能だという点も嬉しいところです。
  • 他のメデイアでも再生可能:作成したDVDはパソコンだけでなく、市販のDVDプレイーなどでも再生することができるので友人との貸し借りなどでも重宝するでしょう。

◉それに対してデメリットとしては、2つの点があげられます。

  • ドラッグ&ドロップができない:パソコンで作業をすると考えたら、ドラッグ&ドロップができないと、かなり不便になるでしょう。
  • メニューテンプレートが不足している:メニューのバリエーションが少ないのは、無料であることを考えたら仕方がない面もあります。
  • Windows OSにしか対応できない:Mac 版がないため、Mac OSのユーザーにとっては使いにもならないツールです。

◉WinX DVD Authorの評判

WinX DVD Authorは発表されてから長い時間がたっているので、良い評判も悪い評判も出てきています。ここでは評判のいくつかを見ていきます。

♯多機能だが:

WinX DVD Authorは機能が多く、DVDへの書き込みも簡単にできますが、その分安定性がなく書き込む際にもソフトが落ちてしまうなどがよく起こるので使いづらい面もあります。

♯対応できるフォーマットが少ない:

WinX DVD Authorは古いオーサリングソフトなので、対応できるフォーマットが少ないです。更新も頻繁でないので、思わぬバグが発見されることもあります。総論としては別のものを利用したほうがいいと思います。

♯無料で多機能:

このソフトはただで多くの機能が完備しているので、頻繁に使うことを想定してないのならとても使いやすいと思います。日本語にも対応しているのでその点も評価できます。

5.    WinX DVD Authorと似た機能のソフトオススメ

WinX DVD Authorは無料で利用できて誰でも扱えるという利点もありますが、人によってはこれだけでは心もとないという人もいるでしょう。そういった人向けにここでは、WinX DVD Authorと似た機能を備えた作成ソフトを紹介していきます。

WinX DVD Author を代替できるソフト1:DVDFab DVD作成

DVDFab DVD作成は、あらゆる種類の動画から標準的な動画を作成する事のできるオーサリングソフトです。WinX DVD Author と違い、Windows OSで使用される他、Mac OSでも動作でき、それに対応する入力フォーマットもより多く、180種類以上の動画フォーマットをサポートしています。

DVDFab DVD作成は、多様なメニューテンプレートも用意されているので、初心者から上級者まで多様な需要を満たすことができます。多様なテンプレートが多く選ばれて、好みのように個人なりのDVDに作成することができる点が魅力的です。それに、Windows OSだけはもちろん、Macユーザーのニーズも満足できる点も素晴らしいでしょう。  

機能性ならみの有料のソフトですが、30日間で無料で全機能を試せます。初心者でもマスターできるようなシンプルなインターフェイスも重要なポイントです。自分の動画を自分なりのDVDディスクに気軽に作成したいなら、ぜひ下記のボタンで無料で試用してください。

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WinX DVD Author を代替できるソフト2:DVDStyler

WinX DVD Author

DVDStylerというもう一つのDVD作成ソフトはDVD-VIDEO規格の作成が可能な、フリーのオーサリングソフトです。不満のないほどの自由度のあるメニュー画面が作成可能なところが最大の特徴になります。メニュー画面の背景を動画にするなど操作方法をマスターすれば、かなり多くのことが実行できます。

フリーソフトとしては高機能の部類に入りますが、その分操作になれるのが難しいので、知識のない人には向かないという欠点も持ち合わせています。ドロップ&ドラッグが可能なのでそういった点では、WinX DVD Authorよりも扱いやすくはなっています。

WinX DVD Author を代替できるソフト3:DVDFlick

WinX DVD Author

DVDFlickというDVD作成ソフトを使用すると誰でも簡単に動画ファイルを、市販のプレイヤーで再生する事ができるようになります。対応している物が多いので、ほとんどの動画ファイルを素材として利用できる点が魅力となっています。欠点としては日本語対応していないのである程度の語学力が備わっていなければ、操作することは難しいでしょう。

WinX DVD Author を代替できるソフト4:Freemake Video Converter

WinX DVD Author

簡単に利用できてフォーマットの数も多いので、使おうと思えばこのFreemake Video ConverterというDVDオーサリングソフトを多くの場面で利用することもできるでしょう。日本語に対応している点も、メリットの一つにあげられます。その反面、同梱されているアドウェアの数が多いので煩わしい面もあります。作成した動画全てにロゴが付いてしまう点も使いづらくしてなっています。

WinX DVD Author を代替できるソフト5:Windows DVDメーカー

WinX DVD Author

Windows DVDメーカーはMicroSoft製のオーサリングソフトです。動画・画像・音楽を一つの動画に組み合わせることができます。完成前にプレビューで確認できる所も、嬉しい点の一つでしょう。とても簡単に操作できるのですが対応しているフォーマットがすくなく、できることが限られているなどの欠点もあります。

6.    まとめ

WinX DVD Authorは誰でもが直感的に扱うことができる無料のDVD作成ソフトです。動画の編集やDVDの作成は知識のある人だけでなくない人も必要とするものなので、簡単に扱える作成ソフトは多くの人に求められていると言えます。しかしWinX DVD Authorは古いソフトなので、対応するフォーマットが少ないなど問題も多くあります。自分の作業がWinX DVD Authorで行えない場合は、DVDFab DVD作成などより使いやすい作成ソフトを利用するといいでしょう。