1. Windowsの標準機能でスクリーンショットができる

パソコンにはいくつかのOS(オペレーションシステム)がありますが、Surfaceの場合はマイクロソフト製のWindowsがインストールされています。それにはスクリーンショットを撮影するための機能が標準で備わっているので、何も準備せずとも簡単な操作で行えます。

1.1 プリントスクリーンキーを使ったスクリーンショット方法

◉ プリントスクリーンキーを押す

キーボードにはプリントスクリーンキーが用意されているので、そちらを押すことでスクリーンショットができます。しかし、キーボードを見ても、そのような名称のキーは配置されていないと感じる方もいるでしょう。Surfaceには、キーボードの中央上部あたりに「PrtScn」があり、そちらがプリントスクリーンキーになっています。

なお、プリントスクリーンキーを押すと、クリップボードに画像がコピーされた形になります。そのため、スクリーンショットを保存したいなら、ペイントなどのグラフィックソフトを開いてペーストしましょう。あとはグラフィックソフトのメニューから保存を選べば、撮影した画像を残しておくことができます。

◉ Windowsキーとプリントスクリーンキーを押す

わざわざ、グラフィックソフトに貼り付ける作業が面倒だと感じた方におすすめなのが、Windowsキーとプリントスクリーンキーの両方を押す方法です。この方法を使うと画面上の画像が撮影されデータとしてすぐに保存されます。データの保存場所はピクチャフォルダの中にあるスクリーンショットフォルダになるので、撮影した後はチェックしてみましょう。ちなみに、Windowsキーは、キーボードの左下に配置されている窓マークのキーです(Fnキーの右)。

2. Snipping Toolを使ったスクリーンショット

WindowsにはSurfaceの他に、Snipping Toolというソフトが標準搭載されています。こちらを使ってもスクリーンショットが撮影できるので試してみましょう。こちらではSnipping Toolの使い方を説明するので参考にしてください。

2.1 Snipping Toolを起動する

Windowsの検索画面に「Snipping Tool」と入力すれば、該当するソフトがヒットするのでクリックしましょう。起動後は簡単操作で画面を撮影できるようになります。

2.2 モードを選んで撮影

Snipping Toolには4つのモードが用意されています。それぞれ撮影できる範囲が異なるため、自身の希望に合ったものを選びましょう。撮影範囲を指定してやれば、すぐにスクリーンショットが撮影できます。なお、OSのバージョンによってモードの名前が微妙に異なるケースがあります。しかし、機能自体は変更されていないケースが多いため、一回使ってみればどのモードなのか把握できるでしょう。

◉ 四角形の領域切り取り

自由に大きさを変更できる四角形の選択ボックスを使って、切り取りたい範囲を指定できます。全体だけではなく一部だけを切り取って保存したいときに活躍してくれます。

◉ 自由形式の領域切り取り

丸や三角、そして星形など自身の好きな形で選択範囲を指定できるモードです。文章から一部分だけを抜き出したいときや、特定の人物だけを切り取りたいときなどに便利に使えます。

◉ ウィンドウの領域切り取り

パソコン上に開いているウィンドウの中から、特定のものだけを切り取れます。こちらのモードを選択するとウィンドを選べるようになるので、希望するものを指定してスクリーンショットを撮影しましょう。

◉ 全画面表示の領域切り取り

こちらのモードは、プリントスクリーンキーを押したときと同じような挙動をします。画面上に表示されているすべての情報をスクリーンショットで撮影できます。

2.3 保存をしよう

スクリーンショットが無事に終われば保存ボタンが表示されます。プレビュー画面に表示されたスクリーンショットに不満がなければ、ボタンをクリックして好きな名前をつけて保存をしましょう。ちなみに、Snipping Toolにはペンなどのツールが用意されているため、撮影した画像に文字や線を手書きすることも可能です。

3. 外部ソフトも利用可能!スクリーンショットを行えるソフトを5つオススメ

有償や無料で提供されているソフトの中には、スクリーンショットの機能を持ったものもあります。ソフトによって様々な便利機能が用意されているため、さらに便利にスクリーンショットを活用したいときは導入を考えてみましょう。

3.1  Surface スクリーンショット代替案1:KIOKU

◉ 特徴
KIOKUを起動しておけばプリントスクリーンキーを押すだけで、コピーではなく画像として自動保存できるようになります。色々なところがカスタマイズできるようになっており、スクリーンショットのためのショートカットキーを変更することも可能です。

◉ 使い方
起動をして、ウィンドウに表示されるクイックスタートを選びましょう。それだけで、プリントスクリーンキーで撮影した画像をフォルダに保存できるようになります。

3.2  Surface スクリーンショット代替案2:窓フォト

◉ 特徴
起動すると窓(後ろの画面が透過されたウィンドウ)が表示され、その中に納められた画像のみスクリーンショットするソフトです。連続キャプチャが行えるようになっているため、アニメーションであるGIFファイルも作り出せます。

◉ 使い方
ソフトを立ち上げると透過ウィンドウが表示されるので、場所やサイズを調節して撮りたい画像をその中に納めましょう。次にキャプチャボタンをクリックすれば、スクリーンショットのプレビュー画面に移ります。画像に納得をして保存をしたい場合は、下部に保存ボタンが用意されているのでクリックします。

3.3  Surface スクリーンショット代替案3:ClipDesk

◉ 特徴
シンプルな操作方法とシンプルなユーザーインターフェイスを実現しているのが、ClipDeskです。難しい操作は必要ないので、とにかく簡単にスクリーンショットを撮りたい方は利用しましょう。

◉ 使い方
起動するとキャプチャボタンが表示されたウィンドウが開きます。画面全体や一部分をキャプチャするためのボタンなど、いくつか種類があるので好きなものを選びクリックしましょう。そうするとプレビュー画面が開くので、保存するか紙に印刷するか選ぶことになります。

3.4  Surface スクリーンショット代替案4:AimClip

◉ 特徴
スクリーンショットができるだけではなく、撮影した画像をトリミングできるのがAimClipです。必要ない箇所をしっかりとカットして、より適切な画像を作りたいときは利用しましょう。

◉ 使い方
まずはキャプチャするために、メニューにあるキャプチャボタンをクリックしましょう。そうすれば、撮影した画像が作業ウィンドウに表示されます。次はトリミングするためにメニューにあるクリップ方法を選びましょう。マウスで必要な部分を選択すれば、それ以外の箇所はカットされます。その後に現れたウィンドウにある保存ボタンをクリックすれば、トリミングが終わったスクリーンショットが保存されます。

3.5  Surface スクリーンショット代替案5:B's動画レコーダー

◉ 特徴
ソースネクストが販売するB's動画レコーダーは静止画の撮影ができる優れものです。名前の通り動画も撮影できるので、止まっている画像だけではなく動いている映像も撮影したい場合は購入を考えましょう。

◉ 使い方
アイコンをクリックすると表示されるメニューから「静止画を撮る」を選びます。するとカーソルが表示されるので、スクリーンショットしたい範囲を指定しましょう。撮影が終わると、設定されている保存フォルダに先ほど指定した範囲のスクリーンショットが保存されます。

因みに、画像やビデオを処理できるツールをおすすめしましょう。DVDFab Toolkitは、自由自在にビデオ/オーディオ/画像を処理できるツールキットです。

DVDFab Toolkitは、GIFの作成、JPG/GIFなどをMP4に変換、画像加工や、MP3抽出、音声編集・変換、動画編集・変換、MP3結合、動画の繋ぎ合わせ、字幕追加、透かし追加、手振れ補正、静止画抽出等々20種以上の機能が搭載され、コンピューター画面を記録する機能もまもなく登場する予定です。

6. まとめ:スクリーンショットは気軽にチャレンジしよう

Surfaceでスクリーンショットを撮影するのは決して難しくはありません。Windowsには、プリントスクリーンキーを使う方法とSnipping Toolを使う方法が標準で用意されているので、今すぐにでもスクリーンショットを活用できるでしょう。

それらに不便を感じるようになってきたら、別途スクリーンショットを撮影できるソフトの導入をおすすめします。ただ、所有するWindowsのバージョンによって使えるソフトは異なるので、きちんと確認してから導入しましょう。