wavepad 使い方

1. 音声編集ソフトWavePadとは

音楽ファイルは基本的に音声ファイルと同じです。ですから音楽ファイルの編集も音声編集ソフトで簡単にできます。音楽ファイルがたくさん手元に集まってくると、それらを利用して自分専用の素敵なオリジナルアルバムを制作することができます。

その編集作業のときにひとつだけ問題があります。自分が苦労して集めた曲によっては音量が違っていたりすることがあるからです。また大きな問題は、個人が趣味で投稿した楽曲をダウンロードしてもそれにはノイズが入っていることもあります。

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音楽のノイズを取り除いたり、曲によって違う音量を一定に揃えたりすることができるのが音声編集ソフトを使う大きな魅力です。そればかりではありません。音声編集ソフトを使えば、さまざまな細かな設定ができるので、プロ並みのオリジナルアルバムを作ることができます。

音声や音楽の細かな編集をするために役立つソフトとして音声編集ソフトWavePadがあります。この音声編集ソフトは無料でダウンロードして使うことができます。細かな設定ができるのが特徴ですが、例えば音楽の音階の変更である転調までできてしまいます。簡単に言ってしまえば音楽の高さを上げたり下げたりできるということです。

管理画面のメニューが視覚的にとても優しいので、使い方がとても簡単な音声編集ソフトです。

2. 音声編集ソフトWavePadのダウンロードする方法

音声編集ソフトWavePadを使うためにはサイトにアクセスしてソフトをダウンロードしなくてはなりません。インターネットでWavePadサイトにアクセスしたら、無料ダウンロードをクリックします。

インストーラーを起動したらソフトウェア利用規約が表示されますので、利用規約に同意しなければなりません。利用規約に同意するとすぐにインストールが始まります。インストールが完了すると自動的にインストーラーが終了し、WavePadが起動します。

無料版でも、有料版でもまったく同じファイルがダウンロードされますから、心配がいりません。ただし無料版を使う場合には使える機能に若干の制限があります。無料版でも十分な機能が用意されていますから、よほど複雑な編集をするプロの音声編集者を除いては、無料版で十分です。

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音声編集ソフトWavePadには「wave」がソフト名に含まれているために、wave形式の音声しか編集できないと勘違いされている人が多いです。音声編集ソフトWavePadはwave、mp3、ogg、m4a、m4rなど、さまざまなフォーマットの読み込み、書き出しに対応しています。ですから音声ファイルをwave形式に変換して読み込ませる必要はありません。

3. WavePadの基本的な使い方

まずパソコン上にダウンロードされた音声編集ソフトWavePadを起動しなければなりません。WavePadのアイコンをダブルクリックすればすぐにソフトを立ち上げることができます。それから自分が編集したい音声ファイルを選択しなければなりません。

音声ファイルの選択には2種類の方法があります。一つ目の方法は自分が編集したい音声ファイルをWavePadの画面上にドラッグ&ドロップします。それですぐに編集作業に取り掛かることができます。

二つ目の方法は、WavePadの画面の上部にあるメニューの「開く」ボタンをクリックして、自分のパソコンの中からファイルを選択するという方法です。そうすることによって簡単に自分が選択した音声ファイルの編集をすることができます。

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どちらの方法で作業を進めるにしても、音声編集ソフトWavePadの編集画面は視覚的にとても優しくできていますので、音楽編集や音声編集が初めての人でも無理なく編集の作業を進めることができます。このお手軽さが人気の秘密ではないでしょうか。

4. WavePadで音声編集をする

まず音声編集ソフトWavePadを開いて編集したい音声ファイルを読み込まなければなりません。これはドラッグ&ドロップで簡単にできますが、ファイルエクスプローラーから音声ファイルを選択することもできます。

音声編集ソフトWavePad管理画面上部のタブから「編集」の機能を選ばなければなりません。音声のさまざまな細かな設定には「エフェクト」タブを使用すれば、音声の細かな調整が簡単にできてしまいます。

これはよくあるケースですが、音声が小さい場合には「エフェクト」から「正規化」を選ぶことで、小さな音量を標準の音量に切り替えることができます。この機能は音声編集が初めての人にはありがたいです。

もう一つ音声編集で問題となるのは雑音です。この雑音はノイズともいわれています。この場合にはまず「エフェクト」タブから「クリーンアップ」ボタンをクリックします。サブメニューから「ノイズ除去」を選択しなければなりません。「ノイズ除去」のサブメニューから「マルチバンドノイズゲート」を選択すれば、それで音声ファイルのノイズが除去されます。

音声ファイルの編集作業が終わったらファイルを保存しなければなりません。管理画面の右上にある「ファイル」から「名前をつけて保存」をクリックし、保存場所を指定すれば完了です。

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また音声編集ソフトWavePadで音声ファイルの結合や分割ができることを付け加えておきましょう。

5. 音声編集ソフトソフトWavePadの評判

この種の音声編集ソフトでは、プロモーションのために無料版を提供しているところがほとんどです。ですが無料版は使える機能の制限がとても厳しかったり、「有料版に切り替えて支払いをしてください」などのメッセージが頻繁に現れることが多いです。

このような無料版では実際問題として、お仕事に使うことはできません。無料版でも問題なく作業ができるソフトウェアは大変数が少ないです。音声編集ソフトWavePadの無料版は違います。

音楽編集ソフトWavePadの評判は大変良くて、悪い評判はほとんど見かけません。それは実際にこの音声編集ソフトウェアを使って作業をされた人たちの真実の証言ではないでしょうか。無料版でも問題なく快適に使うことができます。

6. WavePad以外で使いやすい音声編集ソフトは

音楽編集ソフトWavePadは無料版でも軽快に使用することができます。ひとつだけ心配なのは、一つのソフトウェアに頼っていると、それが使えなくなったときのショックがとても大きいということではないでしょうか。

そのためには代替えのソフトウェアを準備しておくのが賢い方法です。無料版でも軽快に使える音声編集ソフトは限られます。いくつかありますが、そのうちひとつだけ選ぶとすれば、それは音声編集ソフト「DVDFab Toolkit」ということになります。

「DVDFab Toolkit」は極めて汎用性の高いオーディオ、ビデオ、画像編集ツールキットとして有名です。オーディオ、ビデオ、画像、変換、などの編集作業を簡単に行うための20種以上のユーティリティツールセットはとても便利です。

3,000円ほど支払えば有料版がダウンロードできますので、出来れば使える機能の制限のない有料版のダウンロードをおすすめします。制限なしで、すべての機能が使えるということは素晴らしいことではないでしょうか。

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具体的には、GIFの作成、JPG、GIFをMP4に変換、画像加工、MP3抽出、音声編集、音声変換、動画編集、動画変換、MP3結合、動画の結合、字幕追加、透かし追加、など20種類以上の機能が自由に使えます。

7. まとめ:音声編集ソフトの選択は慎重に

インターネット上には数多くの音声編集ソフトが販売されています。数が多いのでどのソフトにしたらよいのか迷ってしまいます。こんなときには比較サイトやランキングサイトで評判をチェックしてみるのが一番です。例えば音声編集ソフトの比較サイトで、上位にランキングされているようなソフトを使えば当たり外れがありません。