1. FPSとは?

最初に、FPSの意味について詳しくご紹介していきましょう。FPSとは「フレームレート」という言葉を指しています。FPS=frames per secondは、静止画のコマ数を表す単位です。フレームレートとは、「フレーム」という連続した画像が画面上に表示される際、動画を作っている速度のことを言います。

止まっている画像が連続して再生されているため、パラパラ漫画を想像すると分かりやすいでしょう。私たちがいつも視聴している動画などは、実際に動いているように見えます。しかし、これらの動画は実際には動いていないのです。

25FPSで撮影された動画は、1秒間の中でフレームが25回再生されています。動画の滑らかさを決めるフレームレートは、数値が大きければ滑らかな動画になり、小さければ止まっているような違和感のある動画になります。

fps とは

画像引用元:PCオンラインゲーム・フレームレートの30fpsと60fpsの比較。これって違いあるの?「てかfpsって何?」って方にもFPS意味説明!

FPSの数値は、様々な要素や媒体に合わせてフレームが変化しているのです。ちなみに、日本のテレビ番組は30FPSの動画が流れています。

2. フレームレートの各数値の違い

FPSの数値が大きければ大きいほど、滑らかな動画になると説明しました。しかし、フレームレートが大きければ良いという訳ではないのです。

フレームレートが大きくなればたくさんの静止画を送信するので、データ量も大きくなります。そのため、ネットワーク設備や回線費用に影響がでたり、画質が劣化したりすることも考えられます。

デメリットもあるので、フレームレートが大きければ質の良い動画が作れるという訳ではありません。こういった点も頭に入れて考えてみてください。一般的なフレームレートの種類と使い方については以下の通りです。

  • 防犯カメラ・監視カメラ→3~5FPS
  • 映画→24FPS(23.98FPS)
  • アメリカのテレビやDVD→25FPS
  • 日本のテレビやDVD→30FPS
  • アメリカの4K・8KテレビやDVD→50FPS
  • 日本の4K・8KテレビやDVD→60FPS
  • スポーツカメラやゲーム、3D映画→120~240FPS

日本人が馴染みのある30FPSの数値を基準にしながら見てみると想像しやすいでしょう。120FPSの動画をフルHD画質で撮影した場合、肉眼では捉えられないような瞬間をスローで写すことができます。そのため、動画の見やすさや滑らかさはFPSと関係していたことが分かります。

3. 動画に合わせてFPSを変える

1秒間の動画には24コマのフレームレートが含まれています。動画を撮影する時のフレームレートに悩んだ時は、用途に合わせて設定するのがおすすめです。

スマートフォンで利用できるFPSは、30FPSと60FPSが一般的です。数値の高いFPSで撮影すると滑らかな映像になりますし、処理を行うスピードを落とすことも可能です。用途ごとの最適な数値についてご紹介していきます。

3.1 映画のFPS

テレビの映像と映画の映像は雰囲気が違います。映画のような雰囲気の映像を作成する場合は、24FPSがおすすめです。

fps とは

3.2 ネット上の動画・YouTubeのFPS

デジタルメディア用の動画を撮影する時は、日本人に馴染みのある30FPSがおすすめです。

しかし、アクションなどの動きが多い動画や臨場感を出したい場合、効果を後から付け加えたいという場合は、50~60FPSで撮影すると良いでしょう。

60FPS以上で撮影した映像はスローモーションに使うことができます。スマートフォンの中には240FPSのスローモーションで撮影ができるものも存在しており、これで撮影したものは動画編集で10倍のスローモーション動画に変換することも可能です。

3.3 テレビのFPS

テレビ放送で使われているFPSは、30FPSが一般的であることをご紹介しました。しかし、テレビを見る場所によってFPSが違う場合もあるのです。なぜかというと、世界には様々なテレビ放送の周波数が存在しているからです。

「全米テレビジョンシステム委員会(National Television Standards Committee)」略して「NTSC」は、アメリカ初のテレビ規格です。現在では、日本やカナダなど様々な国で使われており、1秒間に29.97FPSで表示されています。

また、「位相反転線(Phase Alternate Line)」略して「PAL」は、ヨーロッパの諸国で使われており、1秒間25FPSです。その他にも、「順次式カラーメモリ(Sequential Color and Memory)」略して「SECAM」は、中国やロシア、パキスタンなどで使用されています。

1秒間に25FPSで表示されますが、色の情報を処理する機能の関係でPALと両立している訳ではありません。

3.4 ゲームのFPS

ゲームのFPSは、グラフィックカードやシステムの容量で変わります。FPSは変更できるので、設定によっては1秒間により多くのフレームを入れることが可能で、スムーズにゲームをプレイできるようになります。APEXなど、人気のファーストパーソン・シューティングゲームではFPSの数値が大きい人が有利になることがあります。

fps とは
画像引用元:『パソコン大百科』フレームレート(fps)とは何か?ゲームに最適なフレームレートを比較・確認

ファーストパーソン・シューティングゲームとは、シューティングゲームの一種で、操作するキャラクターの視点でプレイできるゲームを指します。ゲーム内のキャラクターが操作する人の意志で移動することができ、銃や魔法を使って戦います。FPSが高いプレイヤーの方がスムーズにゲームをプレイできますし、標的が見やすくなるのです。

ゲームのFPSは30・60~240FPSまで変更できます。しかし、FPSによっても対応しているディスプレイが異なります。30・60FPSまではテレビでプレイできますが、120FPSはゲーミングモニター、144~240FPSになると144hz対応ゲーミングモニターや240hz対応ゲーミングモニターが必要になります。

4. FPSとは何かを知った後実際に動画を作成してみよう

FPSについて理解したら、実際に動画を作成してみましょう!動画編集ソフトは様々なものがありますが、中でも「Video Editor」を含む「DVDFab 動画変換 Pro」は大変おすすめです。

これらのソフトを使用することで、プロ級の動画を作成することが可能です。ソフトの詳細について詳しくご紹介していきます。まずは最適なプロ級の動画編集ソフトを紹介しましょう。

4.1 動画を制作するには Video Editorがオススメ

fps とは

Video Editorとは、簡単にプロ級の動画が作成できるツールです。動画編集は難しいと感じている方も多いかもしれませんが、適切な動画編集ソフトを使用すれば簡単にできます。このソフトはプロ級の機能を持ちながら、初心者の方でも使用でき、動画・音声・画像の処理機能を無料で利用可能です。

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例えば、結婚式用の動画やプレゼン用の動画、ホームビデオ用など、それぞれの用途に合った視覚効果が用意されています。

Video Editorでは、動画の分割、クロップ、フリップとミラー、回転、動画の長さ設定、速度調整などが可能です。

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種類豊富な機能を簡単にかつ無料で利用したいという方は、ぜひVideo Editorを利用してみてください。

4.2 更に多くの機能を楽しむには DVDFab 動画変換 Proをお試し

fps とは

最近では、YouTubeなどの動画サイトの普及により、個人で動画を作成しようと思う方も多いでしょう。スマホやカメラもどんどん高性能化しており、仕事用や個人の趣味で動画を作る機会も増えてきています。

しかし、写真と違ってファイルの形式の取り扱いが複雑なのが動画ファイルです。

スマホで撮った動画をスマホで視聴するのは普通にできますが、テレビやタブレットで視聴したい場合や動画編集をしたいという場合は難しく感じてしまいます。または動画のFPSを調整、変更の場合にも機能するソフトを求めれば、そんな方におすすめしたいのが、DVDFab 動画変換 Proです。

fps とは DVDFab 動画変換 Proは、動画変換ToolkitVideo Editorという3つのソフトを集結し、動画制作に関わる機能性を全般的にカバーしている動画作成ソフトバンドルです。

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主な機能として、まずは動画を様々な形式に変換できます。例えば、4K動画や8K動画、HD動画など1000以上の動画フォーマットに対応しています。動画をビデオやオーディオ形式に変換したり、モバイル用やホームシアターでも再生できる形式に変換したりします。

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また、シンプルな操作画面は初心者の方でも簡単に使用可能です。動画フェイルの品質は画像の解像度やフレームレートで変わります。他にも、字幕の作成やGIFから動画への変換、動画からGIFへの変換、動画から音楽に変換、ビデオから静止画を抽出など様々な目的に合わせて使用してみてください。

撮影を行うカメラの設定で決まりますが、最近のカメラは高画質での撮影が可能なものが多く、ファイルのサイズも大きくなってしまいます。DVDFab 動画変換 Proを使用することで適切な解像度に変更でき、デバイスの容量を確保することが可能です。さらに、一つの製品の価格で、3つの製品をバンドルで購入できて、コストパフォマンス最高です!

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5. まとめ

今回はFPS(フレームレート)について詳しくご紹介してきました。フレームレートは1秒間に何枚の画像が表示されているのか表す数値のことを言います。数値が大きくなればなるほど動画も滑らかなものになり、小さければカクカクしたような動画になります。

しかし、フレームレートが大きくなれば良いという訳ではありません。自分が作成した動画に合わせて、最適なFPSを選択しましょう。FPS変更、動画編集にはVideo Editor及びそれを含むDVDFab 動画変換 Proがおすすめです。FPSについて頭に入れながら、工夫して動画を作成してみてください。