パソコンで動画を確認した際に、向きを大幅に変えたいと思うことはありませんか?また、スマホで撮影した横向きの動画を立て向きにしたいと思うこともあるでしょう。撮影時の角度を変えたい時には、アプリや編集ソフトを使って回転角度を編集することができます。ここでは、様々なソフトで動画の回転や反転する方法についてご紹介します。

逆さ動画を反転させる方法とは

普通に撮影したはずなのに、見返してみると逆さ動画になっていたということはありませんか?せっかく撮影したのに、逆さ動画になっていたらがっかりするかもしれませんが、逆さ動画は反転させて元に戻すことができます。まずは逆さ動画を反転できる方法について紹介します。各ソフトの特徴についても説明していくので、参考にしてみてください。

DVDFab 動画変換 Pro

まず、ご紹介したいのはDVDFab 動画変換 Pro。DVDFab 動画変換とVideoCruiseとToolkitからなり、動画/音声/画像に関する処理に殆どすべて対応しており、メディア変換/編集に非常に便利なソフトです。3つのファイルは機能上では重なっているものがありますが、価格上ではセット製品は各単品より安いです。

今はWindowsOSしか対応していませんが、その中のDVDFab 動画変換はMacでも使えます。

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VideoCruise

業界最強の動画編集ソフトとされるVideoCruiseは、プロも使用する動画編集ソフトです。フリーの動画編集ソフトなので、多くの人が利用しているのが特徴です。特に、無料であること、電話番号やメールの登録で無料アップグレードが可能なこと、設定も簡単で他の言語も利用できることがメリットです。

最初にVideoCruiseを無料でダウンロードします。その後、3種類のアスペクト比を選択できます。選択可能なのは9:16、16:9、4:3です。4:3という従来のスクリーン以外にも、スマホの縦画面サイズである9:16やワイド画面対応の16:9も可能となります。

モードを選択時に、画面上の3点アイコンからお好みのアスペクト比に変更でき、さらに3:4や1:1なども選べます。好みの角度を選択することで、好きな動画編集ができるだけでなく、納得できる編集が可能です。プロジェクトを作成する時は画面比率を選択して、メディアサブの見出し下の上にあるインポートオプションを選択します。ここでインポートを選択して、タイムラインにドラッグすると編集がスタートできます。

・機能とツールで編集

ファイルをドラッグ後、ビデオファイルがタイムラインに追加されたかを確認します。追加されたら、編集を開始できるようになります。ファイルをトラックにドラッグもでき、これらのトラックはクリップやエフェクト、オーディオやテキスト、ナレーションでの編成がされます。さらに26種類のオーバーレイやプリセットオーディオ、フィルターやトランジションなどを選択して様々な映像調節が可能です。

・VideoCruiseで動画を回転・反転させる方法

VideoCruiseで動画を回転・反転させるには、pen-like編集のアイコン選択から映像ファイルの回転が可能です。適切な画像の比率を選択後、ファイルをドラッグしてインポートから反転する動画を読み込みます。動画素材をタイムラインパネルにドラッグして追加し、動画選択後に編集アイコンから上下、左右の反転を行います。

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VideoCruiseで動画を回転する手順

1.VideoCruiseを起動してデバイスに合わせて適切な画面サイズを選択します。
2.「インポート」ボタンをクリックして回転したい動画を読み込み、そして右下の「+」をクリックして回転したい動画を下部のライムラインに追加します。
3.動画を選択してツールバーにおけるペインアイコンをクリックして、編集パネルを開き、「ビデオ」タグでを適切な回転ボタンを使って動画を回転します。
4.右側で即時プレビューできるため、終わったら「OK」をクリックして「出力」ボタンを押せばいい。

DVDFab動画変換

DVDFab動画変換は、多くの入出力に対応しているソフトです。ビデオフォーマットを自由に変換できるだけでなく、出力設定項目に関しても編集が自由にできます。30日間は試用期間なので、継続して購入しなければ無料版として使用できます。動画投稿サイトや、ビデオキャプチャーなどに対応できる動画変換マスターです。

DVDFabには無料版と有料版の他に、全機能体験版があります。30日間の全機能体験版には、DVDFabアカウントも必要なく、すべての返還プロファイルに対応しています。無料版や有料版はビデオ数量上限がありませんが、DVDFab動画変換の全機能体験版は月3本という制限が設けられています。

・DVDFabで動画を回転・反転させる方法

スマホで撮影した動画ですが、横に撮ったはずなのに縦に再生されてしまう時に便利なのは反転する方法です。DVDFabでは、動画の反転や回転を含めた変換やトリミング、画像の鮮明化などにも対応しています。

回転する方法として、パソコンに画像を取り込み、ビデオツール内にあるスピードアップ・ダウンを選択し、プラスマークをクリックして動画追加をしてきます。どちらかの方法に応じて回転させることが可能です。保存先をクリックすると出力先が選択できます。詳細や編集から細かな設定も可能です。

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DVDFab動画変換で動画を回転する手順

  1. DVDFabを起動して「変換」タグをクリックします。
  2. 「+」をクリックして回転する動画を読み込みます。
  3. ペインアイコンをクリックして丸いアイコンを開いて時計回り90度と反時計周り90度ボタンを使って動画を希望のように回転します。
  4. 終わったらメイン画面に戻って左下隅で保存先を指定して右側の「開始」ボタンを押します。

DVDFab Toolkit

パソコンにインストールして使うDVDFab Toolkitは、スマホで撮影した動画を反転、回転させるのに便利なツールです。DVDFab Toolkitは、動画の回転の他にも動画の変換や再生速度の調節、鮮明化なども提供しています。

DVDFab Toolkitには、動画編集に最適な多くのツールをまとめて提供しています。それぞれのツールは独立して機能しているため、シンプルで軽さがあり、使いやすくなっています。無料版では限られたツールのみの使用ですが、有料版では多くのツールが使えるのでより利便性も高いです。

・DVDFab Toolkitで動画を回転・反転させる方法

DVDFab Toolkitで動画を反転するのは無料ダウンロードでも可能です。インストール後にビデオツールの変換をクリックし、編集する動画を選択して回転させたい角度にできます。とてもシンプルな使い方なので面倒な操作もありません。

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今回、DVDFab Toolkitの回転ツールを使用して、動画を回転させる方法を説明します。

ステップ①:回転させる動画を追加します。

動画をパソコンに取り込んでから、DVDFab ToolkitをPCにインストールして、実行します。「ビデオツール」に属する「スピードアップ/ダウン」ツールをクリックします。表示された画面の中央にある「+」をクリックして、動画を追加します。

ステップ➁:必要に応じて、動画を回転させます。
DVDFab Toolkitで提供されている「反時計回りに90度回転」と「時計回りに90度回転」を利用して、動画を必要に応じて回転させます。

ステップ➂:出力ビデオの保存先を設定して、回転タスクを始めます。
下へ移動して、フォルダのアイコンをクリックして、出力ビデオの保存先を設定して、「スタート」を押して、回転タスクを始めます。

vlc

vlcは、メディアプレイヤーを利用して反転や上下左右の回転が可能です。動画編集ソフトが手元になく、パソコンでの操作に限定される場合の方法となります。Windows10の付加機能でもあり、表示を変更するだけなので元のデータは変更されません。

・vlcでは保存ができない

他の画像編集ソフトやアプリでは、上下左右の変更や動画の反転をそのまま保存できます。しかし、vlcはパソコン内の機能の1つなので、回転や反転して再生できても、その編集した動画を保存することはできません。視聴のみに限られてしまいますが、それでも手軽に逆さ動画を反転・回転させたい時に便利です。

・vlcで動画を回転・反転させる方法

vlcで動画を反転させるには、メニュー内のツールを選択し、エフェクトとフィルターをクリックします。また、CtrlキーとEを同時に押してショートカットも可能です。エフェクトとフィルターをクリックすると、ビデオエフェクト内にジオメトリがあります。この部分から変更します。

画面の回転や反転の場合、変換にチェックを入れると7種類の操作が選べます。回転角度は90度、180度、270度の他に水平方向回転や垂直方向回転、入れ替えた入れ替えしないも選択できます。スマホで撮影した動画が回転したままの場合、角度の回転を選択します。入れ替えの選択で、90度回転したものを反転させることも可能です。

さらにダイヤルで細かな角度を1度ずつ調節でき、保存で設定を記憶できます。そのため、vlcを起動すれば、動画の反転が記憶されますが保存はできません。保存の際には動画編集ソフトが必要です。

windows標準機能フォト

windows標準機能フォトは、Windows10に組み込まれている標準機能です。画像の閲覧や編集ができるアプリですが、簡単な画像編集であれば利用できます。以前は画像の回転ができなかったものの、現在は既に追加されているので新たにソフトを追加することなく利用できて便利です。

・windows標準機能フォトで回転・反転させる方法

windowsの標準機能であるフォトを利用して動画を反転させる場合、回転ボタンをクリックすると90度ずつ回転できます。Windows10のパソコン左下にあるスタートをクリックし、フォトを選択します。フォトアプリが起動したら、メインの画像の右上にあるプロジェクトライブラリに回転する動画を入れます。動画をストーリーポートへ移動し、回転のアイコンをクリックすると90度ずつ回転できます。

回転したい角度になったら右上にあるビデオの完了を選択、ポップアップ内のエクスポートをクリックしたら名前を付けて保存できます。

オンラインツール

今まで紹介してきた内容は、新たなソフトのインストールや組み込まれている標準機能を利用した動画の反転や回転方法を紹介してきました。数回の回転であれば、ソフトをインストールするのが面倒に感じるかもしれません。このような場合は、オンラインを活用するのが便利です。いくつかのオンラインツールがありますが、ここではOnline Video Cutterの方法を紹介します。

・Online Video Cutterで回転・反転させる方法

Online Video Cutterは、ブラウザからアクセスして利用します。アクセス後、画面のファイル選択のアイコンをクリックし、回転や反転したい動画を追加しましょう。動画が読み込み終わったら回転をクリックすると90度ずつ角度が変わっていきます。向きが変わったら保存します。

最後にダウンロードをクリックすると、オンライン上で保存した動画がパソコンに保存されます。

動画を回転・反転させるには無料で付帯されている機能を活用することもできますが、有料で利便性の高いソフトも豊富です。体験版がある場合、体験して利便性を確認してから有料版に切り替えるのも良いでしょう。特にVideoCruiseは無料版で細かな設定ができます。動画の反転や回転も可能なので、利用してみてはいかがでしょうか。